こんにちは。ハワアキです。
おやすみプンプンを一気に読みました。
なんとなーく知ってはいたのですが、読むのは初めて。
もうね。心がえぐり出されましたな。
今、読み終えてその感想を時間をおかずに書き留めておこうかなと思いました。
プンプンが歩んだ半生は息苦しい街の中で不可抗力のように思う出来事が続きます。
しかしながら、選択があった事を思わせる描写もあり結果は分からずとも選択した責任をとるのが人生なんだと強烈な印象を受けます。
最期の二人旅ではもう書かれ、語られつくされた事だとは思いますが、美しい表現が続きます。
愛子の歯が抜け、一目惚れの時の同じ容姿に戻り2人で海辺で遊ぶシーン、131話では最高潮の美しさを味わえます。
性的な景色的なそれだけでない、命の躍動です。
聲の形のようなエンドでは無いのが辛い所ですが、結果を受け止めるしかない世界の話としては当たり前の終わり方だったのかも知れません。
個人的には雄一叔父さんに子供が誕生。それはくしくも運命の日である7月7日。
最期の日に生まれた子供を雄一叔父さんは人間の姿になって
「なんてこった・・・こんなのやっぱり・・・」
「・・・・・こんなのただの希望じゃないか・・・・」
と泣くのです。ここでこらえられない感情がハワアキの涙となりました(´;ω;`)
最期の日(とペガサスが言っていただけ)でも地球は終わらず、自意識の化身であるチンクルホイの神様が流星となって地球に降り注ぎます。
その光を見た三村とゲス美は結ばれます。
自意識の光である流星を和田は見ていません。
母親の元を離れ、自分の過去の栄光?を見ています。
プンプンは自意識を愛子の記憶が残る左目を潰す事で殺します。
自意識とは必要なのか?いらないのか?
大人達が選択していく中で、雄一の子供の目にはチンクルホイの神様が顔を出します。
自意識を必要とするかしないかは生きてく上で選択が必要なようです。
生まれたての子供にもその業は存在しています。
その選択がどんな人生になろうとも受け止めるしかない。
そんな話でした。
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